>[!note] >この記事は、ブローガスト2026の24日目の記事です。 >ブローガストとは何か?→[公式](https://www.containsmoderateperil.com/blog/2026/7/14/blaugust-2026-q-ampa)&[日本語での有志の方の説明](https://www.nejimakiblog.com/entry/blaugust-2026-blog-write-hachigatsu) >tobusukaの所信表明→[[Blaugust2026に参加する【ブローガストDay1】|こちら]]。 >tobusukaのブローガスト2026で書いた記事→[[ブローガスト2026目次|こちら]]。 >[[スクリーンタイム減らしたい問題【ブローガストDay23】|Day23の記事]]|[Day25の記事] 生活上の制約があり、じぶんのための文章を腰を据えて書くことがあまりできない。 たとえば電車で立って書いたり、オフィスの机で昼休みに書いたり、鍋の沸騰を見ながら書いたりする。 しかたなく文章はほぼスマートフォンから書くことになる。 スマートフォンは書きづらい。画面も小さいし、キーボードがない。コピペもしづらい。およそ長文作成にはとても向かないと感じる。 まあしかしこのような環境でも慣れればなんとかやっているので、どのような感じなのか書く。 # 入力周り 入力はかなりしづらい。とくに電車で立っていると、片手は電車の部分を持たなくては立ち姿勢を保てないので、片手でフリックすることになる。 ## 片手入力を使う 近年のスマートフォンはだいたいかなり大画面で、基本は両手打ちとなる。しかし電車で立っているときは片手しか使えないので、片手入力補助機能を使う。 私はPixelを使っているのでGboardの操作画面になるが、このように画面キーボードに片手入力機能が表示されている。 ![[markup_7151.webp]] これを押すと、左または右にキーボードがより、片手で入力しやすくなる。 ![[markup_7148.webp|358x564]] ## 時間と平行な台があったらキーボードを出せる とはいえキーボードのほうが便利である。 時間と平行な台があれば、スマホでもキーボード入力が使える。 私が使っているのはLogicoolの[Pebble Keys 2 K380s](https://www.logicool.co.jp/ja-jp/shop/p/pebble-keys-2)で、これは軽いのと[[好きなものや便利なもの_実用性がある編 - 2026-02-09#Logicool Pebble Keys 2 K380s|電池駆動なところがよい]]と思う。 で、画面は横に長いほうが見やすいので、だいたいスマートフォンを横にしてどこかに立てかけてキーボードを打つことになる。 当たり前のことですがこのとき便利なのがスマートフォンスタンドです。角度を変えられるとよい。 # 蓄積・発信周り ## スマートフォンから更新できる、信頼できるエディタと発信方法 ObsidianとObsidian Publishは最高!(参照: [[メモをすぐ消したくなる人のためのObsidian入門 - 2025-10-23]]、[[メモをすぐ消したくなる人のためのObsidian Publish【ブローガストDay10】]]) だけど、各々いい感じのエディタと発信方法を見つけてください。 ちなみにObsidian Publishは高いので(それは本当にそう)、いろいろな人がPublish以外のやり方をやっている。 最近見たところだと - [PlasticHeart氏のQualtz移行レポ](https://go.bsky.app/redirect?u=https%3A%2F%2Fwiki.plasticheart.info%2Fdiary%2F2026%2F08%2F20260823_obsidian-publish%E3%82%92%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%9F) - Qualtzというソフトウェアがあり、MarkdownをHTMLに変換してくれるらしい。 - [Tomos](https://tomoswords.org/) - Markdownをブログっぽくwebに公開するソフトウェアらしい。エディタもついてる。Obsidianのプラグインが最近リリースされたらしい。 - EnveloppeというObsidianプラグインを使ってAstroで公開する([参照記事](https://zenn.dev/partita/articles/663cf6e5df2eb8)) - なんかMarkdownを変換して自動でGithubにpushしてくれるプラグインらしくObsidianを簡易CMSとして使えるとのこと。 など色々ある。 私もAstroでブログつくっていい感じにObsidianからpushできるようになりたいです。 Obsidian以外のエディタも何でもいいとは思うのだが、最低限見出しがつけられて、箇条書きにしたときに自動で追従してくれる機能があったほうがよさげ。 ## (デメリット)パソコンでの見え方がわかんない Obsidian Publishでもしずかなインターネットでもそうなのだが、見え方の確認がスマートフォンの画面からしかできない。 なので少し大きなモニタになったときにいい感じの改行になっているかが全くわからない。たぶんなっていない。 モニタ上で文字の塊を与えられたときに逐次で読める人はけっこう稀(私は読めない)で、文字を追うと同時に空白をなんとなく一緒に読んでしまうのではないかと思う。 たとえば1行いっぱいに広がった文章と、1行の最初の方で終わっている文章は読まれ方が全然違う。なぜなら後者には空白があるからだ。 改行はその空白をいくつにするか、どのくらいの頻度にするか、という話なので、読まれ方の速さや細かさに直結するように思う。200文字以上を書くなら、できれば自分の思うように制御したい。 しずかなインターネットは、パソコンで見たときに1行の文字数が制限されているっぽい。ので、モバイルでの改行の感覚とまずまず変わらないのかもしれない。 しかし画面の余白があるため、当然ながら見え方は同一ではない。 気にすると嫌になってくるので無視しているが、無視できなくなってきた場合もう少しそこらへんが制御された既存のブログシステム(はてなブログとか)を使うのも手かもしれない。 # 参照周り ## 電子書籍 参照はほとんど電子書籍から行うことになる。なぜかというと引用部分をフリック入力するのが大変だから。電子書籍のコピーのほうが間違えなくていいとはおもいますが。 後述のようにコピペがしづらいので、書誌情報とかをいれるのも一苦労である。 ## (怒り)コピペがまじでしづらい スマートフォンはコピペがまじでしづらい。まず選択部分が一発で自分の思うようにならないのが無理。あと1文字なのに選択できてなかったりとか、コピーしたいだけなのになぜか全選択されたりとかして絶望、憤怒、斬。 あとタブを平行に並べられないので画面をいちいち切り替えざるを得ず、それもやりづらい。 Ctrl+shift+Vができないのもいやだ。 Obsidianに全部下書きしているので、別の場所(しずかなインターネット)に持っていくときには全選択コピーしなければいけないが、それもすごくしづらい。 解決法とかはありません。ただの怒りの項目でした。 # 推敲周り ## 推敲には向かない 一画面で見える文字が少ない(スクロールしなきゃいけない)ので、ぱっと全体のバランスが見えない。 だからなんとなくこの展開の部分だけおかしい?少ない?多い?ということが感覚でわからない。 あと誤字脱字というのは印刷してあるとめちゃくちゃわかるようになるのだが、なぜかモニタだと発見されづらい。スマートフォンのように画面が小さいとさらに発見されづらい。単純に見落とす。 よって推敲をスマートフォンで完結させるのはかなり難しい。 かなり難しいながらやらなきゃいけないので、私はふつうにPublishしてから直します。Publishするとなんとなく客観的になって最初から読み直せるので……。 しずかなインターネットでもあとからめちゃくちゃ誤字を直しています。[[ブローガスト2026の準備と推敲【ブローガストDay11】|生成AIに見せてる]]んじゃなかったのかよ(めんどくさくて見せてないときもある)。 ## 超長大な文章には向かない 上記の問題があるため、少なくとも私は超長大な文章はほとんど書けないと思う。 断片とかを書き溜めることはできるが、それをつなぎ合わせて大きな構造にしたり、齟齬を直したりするのは難しい。 スマートフォン1台では書けない。補助的な帳面や別のスマートフォンがあればあるいは……(そこまでして書く必要はないと思うが)。 この文章のように見出しごとにいくつかの話題があるものや、2000字くらいまでの話、長すぎない日記、あとは超短文の創作(短歌や俳句といったもの)なら比較的向いていると思う。 今思いついたのですが、すごいテクニシャンなら文章の断片ごとの齟齬を活かしたおもしろいミステリがスマホだけで書けるんじゃないかなと思う(語りの相違とか群像劇とかいろいろ)。ので誰か書いてほしい。 # 構造周り ## 見出しを使わないと書けない 私はこの文章を書くとき、だいたいの見出しを先に全部作ってから、それぞれの見出しを太らせていくという形をとった。 Obsidianだと見出しを使うと見出しの文字が大きくなる。これが私にとって重要で、そうしないと自分の考えの現在地がわからない。 私の特性的なものもあると思うが、スマートフォンの画面が小さい(文書全体を把握しにくい)ということも一因だと思う。 なんどもそれぞれの項に立ちかえり、また何度か文章全体をスクロールして、自分がこの文章で何を書いていたかを忘れないようにしている。 Obsidianだとアウトライン画面が勝手に作られるので、ちょくちょく見るとなんとなく文章のつくりを把握できて便利。 ↓こんな感じで右リボンに出てくる。モバイルでも見れます。 ![[markup_7157.webp|358x748]] しかし、その点パソコンは二画面に分割してアウトラインを表示させつつ書けばいいので楽。パソコン最高。 # そんな感じ ただスマートフォンに怒ってるだけの文章である。しかし、時間がないときにスマートフォンがあることでかなり文章を書きやすくはなっているので、本当にありがとうとも思っているんです。 でも早くパソコンで書かせてほしい。 --- <a href="https://wavebox.me/wave/cv31zfcgsro84r71/"> <!-- ライトモード用の画像 --> <img src="waveboxlogo_symbol_black.png" class="light-img" width="120" style="pointer-events: none;"> <!-- ダークモード用の画像 --> <img src="waveboxlogo_symbol_white.png" class="dark-img" width="120" style="pointer-events: none;"> </a>