このサイトは[[Obsidian publish契約した - 2025-10-04]]の通り、プラクティカルな日記とか記事に使いたい。具体的にどうやって運用するのか考える。 # 動機 他人の日記や独り言のようなものを読むのがわりと好き。古賀及子(「ちょっと踊ったり、すぐに駆け出す」)、tofubeats(「トーフビーツの難聴日記」)、富士日記など。 ネットでも最近は、紅坂紫氏(yukari kosaka diary/数年前に区切りがついたとのことで更新ストップ)、たまのきゅうか氏([たまのきゅうか|note](https://note.com/ytmsm))、ねじまき氏( [世界のねじを巻くブログ](https://www.nejimakiblog.com/))などのブログ/日記を好んで読んでいる。 おそらくこういう他人の日記とか、生活の雑感、意見みたいなのをひたすら読みたいという人は結構いるのではないかと思う。私は普段BlueskyというSNSを使っているのだが、Discoverタブ(?)に出てきた知らない人のアカウントとかをすごい遡って読んだりする。 あっ、この人の3日前の晩ごはんおいしそうだな~とか。自分の3日前の晩ごはんは覚えていないし、記録すらしていないが…… 最近は日記が流行っているのか、ZINEとかも結構出ていますね。 先日別の本を取り寄せようとしてネットショップを見ていたら、同じ書店にあった小沼理「みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに」というZINEのタイトルに衝撃を受けた。もちろん注文した。自分にとっては今出会うべき本だったと思った。 なんというか、他人の語る生活を聞くべきだし、そして自分も生活を語りたいなと思った。 あまりナラティブというか、ストーリーが介在しない生活を語りたい。そんなことができるのかはよくわからないが、それがいい気がする。 ストーリーというものに自分はなんとなく懐疑的な態度を取り続けている。 ストーリー批判の本、いいなーと思ってもちろん買うのだが積んであり[^1]、なので自分がなぜストーリーと距離を置いて生活を語りたいか、理論武装とかはない。 展覧会で作品を見るとき、なるべく説明を読むのは作品を見てからにするよな~って感じの距離感である。 いまのところ……なんか自分の中で固まったらいっぱい文字を書こうと思う。 # 何を書く さてフォーマットである。 昔1日にやったことと他人の発言、自分の心の動きをすべて記録しようとして、日記に2時間かかっていたことがある。ちょっとそれは無理だよね。 家族のことや会社の仕事内容とかも書くのは難しい。 なるべく淡々と出来事を、一般名詞を組み合わせて箇条書きで書き、そのあとに今日考えたことを1個だけ長めに書く、というのはどうだろう。 # どうやって書く/頻度 私の好みの問題だが、記事が1日分で終わってしまうよりも何日間か一気に読めると嬉しい。考えの変遷とかその人が1日1日を積み重ねている様子が見えるような気がする。 (でもこれって人の生活にストーリーを見出そうとしてませんか?よくわかりません……) したがってフォーマットは数日分=おそらく1週間分を1ページにまとめる形がよい。 ただこうすると書き溜めて週末にアップするのか?という問題がある(そしてたぶんやらない)。 幸いこのサイトはObsidian publishを使っている。Obisidianは個人用のwikiって感じの使いかたができて、わりとあとから変更追記をすることが前提のメモアプリなので、1日にその日の日記を書いてどんどん更新していくのがいいかなと思う。 > [!causion] 懸念とその解決策 > 衝動的に思ったことをバーっと書いてupして後悔しそう > →日記とはいえ書いたものを2日くらい寝かせたほうがよさそう > →2日分の日記の差分で、公開しているものも合わせて3ファイル〜が常時存在する状態 # 結論 - 淡々と出来事を一般名詞を組み合わせて書く - 今日考えたことを最後に長めに書く - 1週間分の日記を1ページにまとめる。1日の日記はどんどん追記していく - 書いてから2日後にpublishで公開するので、ブランチが公開分とは別に2ファイルある感じ [^1]: ジョナサン・ゴットシャル「ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する」 難波優輝「物語化批判の哲学―<わたしの人生>を遊びなおすために」 千野帽子「物語は人生を救うのか」など