このたび (2025/10/4) 、自分のサイトとして[[シュウマイポップ体]]を作成した。 このサイトはObsidian publishというサービスを利用していて、普段使っている[[Obsidian]]というメモアプリからそのままアップロードできるようになっている。 # なぜObsidian publishなのか もともとSNS以外の発信の場、自分のプラットフォームがほしいという思いがあった。 [しずかなインターネットでエッセイを書いている](https://sizu.me/tobusuka)のだが、もうちょっと日記とか実務的な内容を書く場所がほしい。あとWebの長文は見づらいので、見え方を少しでも自分でコントロールできるか、見やすいフォーマットのもので書きたい。できれば自分のドメインがいい。 一方で、これまでブログを開設しては閉じ、開設しては閉じを繰り返してきた。ちゃんと閉じられてえらいね。定期的な更新ができないと自分でも何を書きたかったのか忘れてしまい、飽きてしまう。 いつもメモに使っているObsidianを使ってなら気軽に更新できるかな~と思い、かなり迷ったのだがpublishをやってみることにした。 Obsidian publishは月額10ドル (年払いなら8ドル) かかるが、普段のメモと一元で管理ができる。もしまた開設しては閉じ、、になってもファイル移動や変換の手間がかからない。 あとバニラでも見た目がわりと見やすくてかっこいい。 本当は「自分で勉強してモダンなブログ作れたらかっこいいな!!」と思うのだが、まじでいつになるかわからないので、とりあえずコンテンツを作ろう、と思っています。 # メモリセット症候群にObsidianが効く ところで、Obsidianはいいぞという話をさせてください。 人間関係リセット症候群という言葉があるのだが、ご存じだろうか。私はあれのメモ/ノート/アプリ版を患っている。 ちょっと使ったメモとか、ノートとか、todoアプリとか手帳とか、そういったものをすぐ嫌になって消してしまう。 嫌になる、というのはわからない人にはわからないかもしれない。 過去に自分が書いた内容がごちゃごちゃで汚く思える。何を書いているかわからない、書いている内容が魅力的に思えなくなり、こんなものは恥であるから一刻も早くこの世から消し去ったほうがいいと思う。 アナログ・デジタル問わずメモやノートみたいな文房具が大好きなので、いわゆるメモのとりかたや道具は一通り試している。ただ、どうにも長く続かない。だいたい一カ月くらいで嫌になってアカウントを、あるいは物理的に、滅却してしまう。 EvernoteもNotionもScrapbox (Cosense) もGoogle keepもダメ。もちろんコーネル式ノートもなんでもノートもトピック別ノートもネタ帳もダメです。 ただ、Obsidianだけは今のところ大丈夫で、なんと4年も同じアプリを使っている。もちろん書き込めなかった時期はあるのだが、復帰しても嫌にならずに使い続けられている。 - Obsidianはディレクトリ構造があるのでぐちゃぐちゃに見えづらい - Internal linkやtagなどでゆるやかにノートを見つけやすい (そういえばあったわ~くらいの温度感) - くだらない「ゴミノート」は私の場合デイリーノートに隔離されるので嫌になりづらい - カスタマイズ性が高く、色んな運用方法を考えたり読んだりするのがめちゃくちゃ楽しい - ローカルに保存されるのがめちゃいい。ファイルの保存が不安になっても自分でエクスポートしなくていい - baseも出てきてデータベース作れるようになったのでNotionっぽいこともできるようになってきた あたりが嫌にならない理由かな~と思っている。 自分の整理のために、これについては詳しく記事を書きます。 # 少しずつ実用的な記事を書きたい エッセイとは少し違い、もっとプラクティカルな文章を書く場所として使っていきたい。