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書き出せないときにどうする【ブローガストDay12】

Note

この記事は、ブローガスト2026の12日目の記事です。 ブローガストとは何か?→公式&日本語での有志の方の説明 tobusukaの所信表明→こちら。 tobusukaのブローガスト2026で書いた記事→こちら。 ←Day11の記事|Day13の記事はしずかなインターネットに飛びます→

書くことはあるのに、書き出せない状態になることがある。
仕事で、小論文の試験で、あるいはブログを前にして。

そういった状態を経験したことがないという人の話も聞いたことがある。
たとえばショート・スリーパーとロング・スリーパーのように、書き出せなくなるのは体質のひとつなのかもしれない。だとすると、ショート・スリーパーの秘訣を探るのではなく、ロング・スリーパーたる自分を受け入れるのが賢明な態度かもしれない。
「書き出せない」ことについていくつか思いつくことを書く。

書き出せないなら書かなくていい、わけでもない

書き出せないなら書かなくていい。書けるときまで待てばいい。それが明日なのか明後日なのか100年後なのか103874629192882年後なのかわからないが、とにかく書けるまで待てばいいのだ。

そりゃそうだ。しかし残念ながら私の寿命はあと60年ないしは1秒であり(いつ死ぬかは誰にもわからない)、試験の制限時間は120分、仕事の締め切りは明後日である。
「書きたい」と「書き出せない」が同時に存在するときもある。
ある意味ではつねに、機が熟す前に書く必要がある。
書く必要は究極的にはないけれど、でもやっぱり必要なのだ。
必要というのは、私がいまそうしたいということだ。

嫌なことだけわかってる

書き出せないものの、「こう書きたくない」は確かにわかっている。
たとえば倒置法だけは使いたくないとか。この記憶だけはぜったいに使いたくないとか。他人について書きたくないとか。
だからといって書けるわけではなく、ただ「こう書きたくない」は自分の道を狭めているだけのようにも思える。しかし書きたくないものは書きたくない。

方法いくつか

アウトラインだけ書く

これから書く文書の要素を見出しとしてばーっと書く。見出しの順番は気にせず、思いつく要素から書いていく。
この書き方のために作られたアウトライナーという一連の書き物ソフトがあり(workflowyなど)、もしソフトの制約がなければ試しにそっちで書いてみるのもありかもしれない。

テンプレートを写して体裁を整える

業務上の書き物の場合、書き終わったら誰かにレビューを頼むかもしれない。あるいは自分のサイトの書き物の場合、常に入れているテンプレートやタグがあるかもしれない。小論文だったらまあ……名前は書くかな。
とにかく何か確かなことがあったらそこからやる。

たとえばレビューのメールを先に書く場合、不明確なところは「ここがこのように迷いましたので、重点的に確認いただけると……」などと書いてみる。
書いている間にああ、あの情報がなかった、と書き物に戻れることがある。

音楽を聞く

あとは手を動かすだけ、でもそれが嫌なんだよな、というとき場所が許すなら音楽を聞く。自分の頭のなかの独白が上書きされる感覚がある。
歌詞ができれば少なく、物理的に自分を運んでいける曲がよい。
最近よく新目鳥「Cityscaper」というアルバムを聴いている。

何を書くかを冒頭に書き出す(あとで直せばよい)

「xxが〇〇でxxする話を書きます」と冒頭で宣言する方法も使うことがある。

たとえば、この文章だと、「書き出せないときに書き始める方法についていくつかの案を書きます」と書き出す。
書き出せれば続きが考えられる。「まあ書き出せないときに書く必要はないと思うが……」とか、「方法には3種類あります。(1)……」と続けられるかもしれない。
童話や語りに似ていると思う。これはおばあちゃんのそのまたおばあちゃんが、まだ小さい女の子だった頃のお話。

これは上のアウトラインを書く方法を散文的にしただけのものともいえるが、散文的な文書を書く時にはよりうまくいくことがある。

冒頭のダイジェストは、もっとうまく書ければ消したらいいし、ぜんぜん思いつかなければ残したらいい。冒頭にダイジェストを置くのはPREP法1という感じでわかりやすいかもしれない。

全然違うことを書く

予定していたものと全然違うことを書き始めるとうまくいくことがある。
全然ちがう仕事をやるとか、全然ちがう話題について書き出してあ、いま書けるとなんとなく思い、ぐいーーーんと軌道修正して元々書きたかったことにつなげて、はいおめでとうございます、となることもある。
全然ならないこともある。

そんな感じ

書き出せないとき(でも書きたいとき)にどうするかいくつか考えてみた。
いくつか試しても全然書けないこともあり、そうなったらどうするか?
「書き出せないときにどうするか」について書くしかない。つまり今!

もしこの文章を読んでいる人がいたら、書き出せないときにどうするか教えてください(そんなときはない、というのもかっこいい!と思うので教えてください)。

Footnotes

  1. 論理的な文章を書くメソッド。Point、Reason、Example、Pointの頭文字をとっている。 ↩


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